中学受験ではいつから過去問を使うべきか?子供が本格的に取り組むのは入試直前になりますが、志望校を決めたらすぐ入手して、出題傾向を研究して戦略を立てるべきです。その理由をシンプルに解説します。
- 中学受験に向けて過去問の使い方を知りたい人
- 中学受験に向けて親が準備すべきことを知りたい人
学校によって難易度が全く異なるため、どれくらい発展内容を勉強していくかを決めるために早めに過去問をチェックすること
中学受験では、学校によって出題される問題のレベルが大きく違います。
- 塾に通わなくても解けるような問題ばかり出題される学校
- 自分の言葉で説明させる問題が出題される学校
- 理科・社会が出題されない学校
など、学校によって様々です。
例えば志望校で理科・社会が出題されないなら勉強する必要はないし、小学校で習うレベルの問題しか出題されない学校であれば、塾に通う必要もありません。
志望校を決めたら、必ずすぐに過去問をチェックして、出題傾向を分析しましょう。ネットで調べればいくらでも出てきます。
受験に向けて「準備不足」とならないようにすること
中学受験で失敗する一番の理由は「現状把握ができずに準備不足だった」です。
例えば、過去問を見ると、毎年「~について自分の考えを説明しなさい」というパターンの問題が出題されているが、塾ではテキストに沿った演習問題が中心という場合が考えられます。
親が過去問を分析していれば事前に対策できますが、そうでない場合は入試直前になって慌てることになります。
子供が実際に入試問題に取り組むのは6年生の後半からですが、親は準備不足にならないようにするために、何でも早めに準備しておく必要があります。
子供が解けそうな問題をチョイスして解かせることで、自信をつけさせる
過去問をチェックすると、4年生でも解けそうな問題が数問はあるはずです。そうした問題をチョイスして、子供と一緒に取り組んでみましょう。
子供は大人と違って先を見通すことが苦手です。中学入試当日はずっと先のことに感じています。
早い段階で過去問を解かせることで、子供のやる気と自信につながります。
【結論】過去問は志望校を決めたらすぐ入手して研究すること
志望校を決めたら、必ずすぐに過去問をチェックして、出題傾向を分析しましょう。出題傾向・難易度によって、受験対策が変わってきます。中学受験に失敗する一番の理由は「準備不足」です。手遅れにならないように、早めに準備に取り掛かりましょう。