中学受験に向けて勉強をはじめたけど、どれくらい勉強させればいいのか?とよく聞かれますが、私は環境を整えて効率よくやれば、1~2時間で大丈夫だと思っています。この記事ではその理由をシンプルに解説します。
この記事の対象者
- 中学受験に不安を感じている人
- 中学受験の勉強時間について知りたい人
- 中学受験について情報収集している人
記事を書いている私は、塾・家庭教師歴10年以上の『教えることのプロ』です。30歳から受験勉強を始めて大学受験、そして国立大学を首席で卒業。累計50万DL突破の暗記アプリ『マナビミライ』の開発者です。
一番の理由は、短い時間で集中して勉強した方がいいから
中学受験に挑むのはまだ小学生の子供です。自分の体力・精神力の限界以上に勉強しても、後半は疲れて学習効果は半減します。短い時間で集中して勉強した方がいいです。
机に座らずにできる勉強を増やす
勉強時間は1~2時間といいましたが、これは「机に座って勉強する時間」のことを言っています。
机に座って集中していられる時間には限りがあります。「机に座らないとできない勉強」と「机に座らなくてもできる勉強」に分けて考えましょう。
例えば算数の演習問題は絶対に机に座って勉強する必要があります。一方で、ベッドで寝ながら、ソファーでくつろぎながらできる勉強もたくさんあります。
- 教科書を音読する
- アプリで暗記教科のトレーニング
- 動画授業の視聴
これらは机に座って勉強する必要はありません。
一緒に報道番組を見て世界情勢を解説してあげることも立派な勉強です。特に中学受験では「自分の考えを説明しろ」という問題がよく出題されるので、ニュースを見てどう思ったかを話し合って、子供に考えを述べさせる練習をしましょう。
【まとめ】勉強で机に座る時間は1~2時間で大丈夫です
子供の体力・集中力は大人と比べて弱いため、机に座っていられる時間は限りがあります。また、長時間勉強することを強いても効果は半減します。短い時間で集中して勉強するようにしましょう。