中学受験に向けて塾に通わせたいが、個別指導、集団塾、コーチング系など色々あって悩んでいる人も多いと思います。先に結論をいうと、中学受験専用の集団塾に通わせるのがいいです。その理由をシンプルに解説します。
- 中学受験に最適な塾の選び方を知りたい人
- 中学受験の準備を知りたい人
- 中学受験で失敗したくない人
学校で習わないレベルの算数を学習するのが一番の目的なので、講義スタイルの集団塾がいい
中学受験で出題される算数の問題のほとんどは、学校では習いません。正確に言うと、学校で習った範囲の知識や解き方で解けるのですが、普通の感覚では「習ったことがない」レベルです。
こうした問題の解き方を教わることが塾に通う一番の目的であり、講義スタイルの集団塾が適しています。個別指導やコーチング系の塾である必要はありません。
普通の小学生向けの塾は意味がありませんので、必ず専用のコースがある塾を選びましょう。
集団塾だと周りに比較相手・競争相手ができて頑張れるようになる
集団塾には同じレベルの志望校を目指す子が集まるため、子供は自分と周りの学力差を実感することになります。これはほとんどの場合良い方向に作用して、子供は「もっと頑張ろう」と思うようになります。簡単に言うと「ライバルができて頑張れるようになる」ということです。
子供に「志望校に向けてあと〇点足りないから、あと〇点あげるために毎日〇時間勉強して…」と説明しても、子供のやる気にはつながりません。
それよりも「~さん、~君よりいい点数を取りたい!」と思ってもらう方が効果的です。
集団塾には子供のやる気を上げて受験勉強へのモチベーションを維持する効果もあります。
授業についてけない場合は、個別指導塾を補習として活用することを考えましょう
中学受験で扱う問題は難しく、塾の授業についていけない場合も考えられます。「宿題が難しすぎて解けない」という状態になってしまうと、授業からどんどん遅れていってしまいます。
そうなってしまった場合は本格的な復習が必要ですが、こうしたニーズに答えるのが個別指導塾です。相談すれば復習計画を立ててくれるので、上手に活用しましょう。
ただし個別指導塾の先生のほとんどはアルバイトなので、ちゃんと中学受験に対応するところを探しましょう。
子供との距離が近すぎて冷静に現状を把握できないのであれば、コーチング系の塾を併用するのもあり
近年は勉強においても「コーチング」の役割が重要視されており、「勉強のやり方」や「計画の立て方」を教えることがメインの塾もあります。
こうしたコーチングは、中学受験では親の役目です。子供との距離が近すぎて冷静に現状を把握できないのであれば、コーチング系の塾を併用するのもいいかと思います。
【まとめ】まずは中学受験専用の集団塾に通わせましょう
「学校で習わない問題の解き方を教わること」が塾に通う一番の目的であり、講義スタイルの集団塾が適しています。また、集団塾には「ライバルができて頑張れるようになる」という効果もあります。
塾選びで悩んでいる方は、まずは中学受験専用の集団塾に通わせることを検討しましょう。